合気道の教えで

毎年高校生による夏の甲子園大会予選が近づくと

ようやく梅雨明け宣言される事が多いですが

もっと自信を持って予報してもらいたい

健康管理士のひろしんです。

 

 

子供の頃からスポーツや武術に関わる経験から

成人になってスポーツジムに通うこともありましたが

現在はそのような機会もなく、せいぜい歩くこととストレッチばかりで

そろそろカラダに鞭打ちたい気持ちになってます。

 

実は数年前に合気道に勤しんだ時期がありまして、

昔から一度はやってみたい武道だったので

つらい稽古も嫌な気持ちにはありませんでした。

残念ながら仕事の都合と稽古スケジュールが合わなくなり

一時中断ではありますが、いつかは再開すると密かに決めております。

 

私は習った合気道の師範は、決して無理なことはさせず

その人のカラダの柔軟性にあわせて指導いただける

運動不足の私にとって大変有難い稽古指導でした。

 

というのもその師範に出会う前に

別の流派の合気道に体験入門をしたことがあったのですが

そこは受身などできない私を投げてみたり

逆に稽古相手を投げさせたりと、理解しがたい指導方法でした。

練習生の中に混じってもイロハも分からない私は

受身もできず投げもできずカラダのあちらこちらを痛めるはめに。

三回ほど通いましたがどうしても指導方法に納得できないため

その道場の一番偉い師範に疑問をぶつけたところ

返ってきた答えが「いつか慣れる」だったのです。

私としてはそれまでにカラダがつぶれてしまうと思い

その流派の稽古には行かなくなりました。

その後偶然のご縁で私にあった流派が見つかったのは

本当にラッキーでした。

 

今回はあくまで私が、という前提でのお話しになります。

30歳のころ椎間板ヘルニアになってしまい

ずっと右側の腰から太ももにかけて違和感がありました。

長年その違和感から開放されることはなかったのですが

合気道の師範から教えていただいた方法を続けることで

いままであった違和感がとれてしまったのです。

 

「後方転倒運動」といって、胡坐をかいて背筋を伸ばし

自然に後ろに倒れながら、組んだ足を後ろに放り出し

その反作用でまた起き上がり胡坐の姿勢に戻るという

至ってシンプルな運動で、師範からはこれを毎日続けるよう言われました。

その後素直に教えに従い、稽古日以外でも朝と夜は欠かさず続けた結果

いつの間にか長年の違和感がなくなっていました。

師範いわく、背中(背骨)をゆっくり刺激する事で

脊椎や間接に良い影響があるということでした。

 

結局合気道は中断していますが、その運動をおしえていただいただけでも

合気道をやってよかったと思えます。

 

何度も言いますが、これはあくまで私が、を前提としたお話しですので

万人に良いとは言いませんが、柔軟体操感覚で一度やられてみてはと思います。

カラダが柔らかい事はとても大切なことだからです。