腸②便秘の原因

世界的話題になっていますスマートフォンアプリの「ポケモンGO」ですが、

事故や怪我の報道を聞くたびに被害者もの加害者にもならないよう

注意を払って楽しんでいただきたいと思う健康管理士のひろしんです。

 

先日の「腸」のお話しの続きです。

 

女性のカラダのお悩みのひとつに「便秘」があります。

男性にはそのつらさが分かりにくいのですが、

慢性的にそのお悩みを抱えている方にとっては

筆舌に表せないほど不愉快だそうです。

 

その「便秘」の主な原因として

食物繊維の摂取不足

・運動不足

・ストレス

・腸内環境の悪化    などが考えられますが、

その人がもつ「大腸」の形状によって関係することがあります。

 

日本人の多くは大腸が複雑にねじれ折れ曲がった形状の「ねじれ腸」、

横行結腸が本来ある場所から落ち込んだ「落下腸」など

複雑な形状の腸(大腸)を持つことが原因といわれています。

 

残念ながら「腸」の形状は遺伝によるものが多く、

それを治すことは難しいとされています。

ご自身の腸が「ねじれ腸」、「落下腸」かどうかのチェックをしてみましょう。

 

①子供の頃から便秘気味だった

②腹痛を伴う便秘になった事がある

③硬い便に続いて、下痢や何便がでることがある

④運動量が減ると便秘になる

 

上記の①~④までで、2つ以上該当する方は「ねじれ腸」の疑いがあり

その中で、立ち上がるとおへそから下がぽっこり出っ張っている人が「落下腸」の

疑いがあります。

 

該当者の方は、詰まった便を移動させることで楽になることがありますので

腸がねじれやすい部分である横行結腸から下行結腸のつなぎ目、

下行結腸、S状結腸などの部分をマッサージすることで便通がよくなります。

もし該当する方がおられましたら、参考にしていただきたいと思います。

もちろん上記の原因の解消に努めることも忘れないようにしてください。

 

次回は「腸内環境」についてお話したいと思います。

暑い日が続き体力、免疫力も下降する時期です。

「栄養」「睡眠」をしっかり摂るよう心がけてください。

 

 

「腸」  ①「腸」の役割

今週梅雨明け後すぐに夏本番に突入で

心身ともついていけてない健康管理士のひろしんです。

 

先週から今週にかけて少し集中的に「腸」について

勉強する機会を設けておりました。

何事も同じですが、興味のあることを学べば学ぶほど奥の深さを感じます。

今回「腸」にことをを学ぶにつれて日常見逃していたことの多さを痛感しています。

「腸」の大切さを少しでもご理解いただければと思います。

 

まずは「腸」の役割のついてです。

日常摂取した食べ物の消化・吸収の場所であることは

ご存知の方も多いと思いますが、

人間のカラダの最大免疫器官(全身の約60~70%)が小腸に集中しているのです。

体内に取り込まれた異物(ウイルス、病原菌)が体内に侵入しないように

徹底した警備システムで自己防衛している働きがあります。

体内に取り込まれたものを識別する能力が免疫ですが、

腸内の各部署が連携して分解、抗体生成、対外排出などが行われています。

しかし腸内環境が良くない状態であるとこの作用も完璧に行われないことが生じます。

 

では腸内環境はどのように整えればよいのかなど、は次回書かせていただきます。

 

夏場になると水分を多量に摂ることがあります。

熱中症予防などには大切なことです。

しかし普通の水にはミネラル分が不足していますので

ミネラル=塩分、も意識して摂取することをおすすめします。

 

 

「腸」のこと①

ほぼ梅雨明け前になると雨天が続くことが多くなります。

が、熊本をはじめ被災地や大雨による被害を受けた地域のことを考えると

ここ数年の気象の異常に怯えている健康管理士のひろしんです。

 

 

以前TV番組のコメンテーターの「腸は第二の脳」というコメントに

とても上手い例え方だと思った事があります。

偶然ですが、現在「腸」に関して少し深く勉強をしています。

 

ヨーグルトなどのTVCMでも「腸内細胞」「善玉菌、悪玉菌」などと

特に専門的な用語が使われていますように

「腸」という臓器が人間にとってとても大切である意識が高まっていると感じます。

 

以前人間のカラダは食べたものによって作られていると書きましたが、

その食べたものの栄養は「腸」の状態によって変わります。

たとえカラダに良い物を食べても「腸」の状態が悪いと、

その食べ物の栄養が体内に吸収されないですし

老廃物を排出することもできなくなります。

 

女性の悩みのひとつに「便秘」がありますが大変つらいものだと聞きます。

私自身「便秘」になった記憶がなく、逆に「軟便」に悩んでいた時期がありましたが

どちらにしても吸収や排出のことから考えてもカラダに悪い影響をもたらします。

最近になって「大腸がん」の罹患率も高くなり、

現在では男女とも「がん」のワースト3に入っています。

 

今月は私も勉強中の「腸」のことを、できるだけわかりやすく書きたいと思います。

いよいよ梅雨明け~夏本番になりますと水分など冷たいものを摂る事が多くなりますが

皆様の「腸の健康」のお役に立てれば何よりです。

では次回に。

 

 

 

 

合気道の教えで

毎年高校生による夏の甲子園大会予選が近づくと

ようやく梅雨明け宣言される事が多いですが

もっと自信を持って予報してもらいたい

健康管理士のひろしんです。

 

 

子供の頃からスポーツや武術に関わる経験から

成人になってスポーツジムに通うこともありましたが

現在はそのような機会もなく、せいぜい歩くこととストレッチばかりで

そろそろカラダに鞭打ちたい気持ちになってます。

 

実は数年前に合気道に勤しんだ時期がありまして、

昔から一度はやってみたい武道だったので

つらい稽古も嫌な気持ちにはありませんでした。

残念ながら仕事の都合と稽古スケジュールが合わなくなり

一時中断ではありますが、いつかは再開すると密かに決めております。

 

私は習った合気道の師範は、決して無理なことはさせず

その人のカラダの柔軟性にあわせて指導いただける

運動不足の私にとって大変有難い稽古指導でした。

 

というのもその師範に出会う前に

別の流派の合気道に体験入門をしたことがあったのですが

そこは受身などできない私を投げてみたり

逆に稽古相手を投げさせたりと、理解しがたい指導方法でした。

練習生の中に混じってもイロハも分からない私は

受身もできず投げもできずカラダのあちらこちらを痛めるはめに。

三回ほど通いましたがどうしても指導方法に納得できないため

その道場の一番偉い師範に疑問をぶつけたところ

返ってきた答えが「いつか慣れる」だったのです。

私としてはそれまでにカラダがつぶれてしまうと思い

その流派の稽古には行かなくなりました。

その後偶然のご縁で私にあった流派が見つかったのは

本当にラッキーでした。

 

今回はあくまで私が、という前提でのお話しになります。

30歳のころ椎間板ヘルニアになってしまい

ずっと右側の腰から太ももにかけて違和感がありました。

長年その違和感から開放されることはなかったのですが

合気道の師範から教えていただいた方法を続けることで

いままであった違和感がとれてしまったのです。

 

「後方転倒運動」といって、胡坐をかいて背筋を伸ばし

自然に後ろに倒れながら、組んだ足を後ろに放り出し

その反作用でまた起き上がり胡坐の姿勢に戻るという

至ってシンプルな運動で、師範からはこれを毎日続けるよう言われました。

その後素直に教えに従い、稽古日以外でも朝と夜は欠かさず続けた結果

いつの間にか長年の違和感がなくなっていました。

師範いわく、背中(背骨)をゆっくり刺激する事で

脊椎や間接に良い影響があるということでした。

 

結局合気道は中断していますが、その運動をおしえていただいただけでも

合気道をやってよかったと思えます。

 

何度も言いますが、これはあくまで私が、を前提としたお話しですので

万人に良いとは言いませんが、柔軟体操感覚で一度やられてみてはと思います。

カラダが柔らかい事はとても大切なことだからです。

 

 

 

旬の食材 肝臓の特効薬「しじみ」

ここ数日まで猛暑日が続いておりますが、

部屋の温度と水分補給には昨年以上に細心しております健康管理士のひろしんです。

 

前回の続きになりますが、軽トラで野菜を行商していたK田さんは

兵庫の氷上のあたりから毎日通ってくれていました。

今でこそ道路が整備され行きやすくなりましたが

当時のことを思えばずいぶん長旅でご苦労だったろうと思います。

 

以前「カラダは食べたもので作られている」とブログに書きましたが

私の兄弟たちも幼少期から栄養価の高い野菜や果物を摂っていたせいか

不摂生を原因とするものを除いて特に大病を患うことなく今日に至れるのは

K田さんが運んでくれた野菜や果物のおかげもあるのだと思っています。

国産農作物のハイクオリティーを維持していくのは大変な時代になりましたが

日々努力されている農家の方には感謝しかありません。

どうか暑い時期にはくれぐれもご自愛ください。

 

そんな暑い日の仕事の後は、冷たいビールが最高に美味しいですね。

ついついのど越しのよさに飲みすぎてしまうことも少なくありません。

体内に入ったアルコールを分解してくれる臓器は「肝臓」ですが

この時期は普段より負担が掛かることも多いです。

「肝臓」を癒してくれる数少ない食品が「しじみ」です。

飲みすぎにだけではなく、必須アミノ酸を豊富に含んだこのしじみ、

この時期には特におすすめです。

 

『しじみ(蜆)』

「肝臓の特効薬」といわれるほど肝機能を高める必須アミノ酸

メチオニン」「タウリン」「ロイシン」などが含まれています。

また他の貝類に比べ「カルシウム」「マグネシウム」「鉄分」「亜鉛」なども

多く含まれています。特に「鉄分」はレバーに匹敵する含有量があり

女性、特に妊娠中の方にも摂っていただきたいです。

「ビタミンB1」「ビタミンB2」「ビタミンB12」も多く含まれているので

元気を取り戻すにはもってこいです。

 

最近では「しじみエキス」のサプリメントも見るようになりました。

確かにエキスがたっぷり含まれていますのでカラダにはいいと思いますが

私は美味しくて大好きなしじみのお味噌汁派です。

 

 

 

 

 

 

 

 

旬の食材「とうもろこし」とK田さん

今夏からは嫌いや苦手を言わず

きちんとエアコンのお世話になりたいと、

熱中症対策を自ら実践する健康管理士のひろしんです。

 

とにかく暑い日が続きますが、

熱中症は命の危険に関わりますので

どうか必要以上の心がけをおすすめします。

 

突然ですが、我々の身体はすべて食べたものから出来ています。

だから身体に良いものを食べれば良い身体が作られます。

つまり家を建てる際悪い材料を使うとどうなるか、ということです。

 

いつも思うのですが、誰が考えたのか見つけたのか

四季折々の旬の食材や食べ物の食べ合わせなど

知れば知るほど良くできてることに感心します。

 

特に旬の食材は美味しく、栄養価も高く、経済的でもあります。

本来の収穫時期に取れたものを食べるのは

体調を整えるためにも大切なことです。

旬の食材を取り入れて健康づくりにお役立てください。

※旬の時期は地方や天候により前後します。

 

 『とうもろこし』(漢字表記が「玉蜀黍」と書きますが読めませんでした)

   とうもろこしの主成分は炭水化物ですが、

   胚芽部分には脂質、ビタミン、ミネラルをバランスよく含んでいます。

   特に脂肪酸のひとつであるリノール酸をたっぷり含んでおり

   このリノール酸コレステロールを下げる働きがあり

   動脈硬化の予防に役立ちます。

   また「ビタミンB1」、「ビタミンB2」をはじめ

   「若返りビタミン」と言われている「ビタミンE」や

   食物繊維も多く含まれています。

   便秘の改善や大腸がんの予防、美容に役立ちます。

 

幼少の頃我が家では、ほぼ毎日行商の野菜屋さんのK田さんからの

野菜や果物を食べておりました。

夏休みになると美味しい野菜や果物を届けてくれるK田さんの

農作業焼けした優しい笑顔に会えるのが楽しみのひとつでした。

子供たちがいるとなにかおまけをつけてくれるもの楽しみで

ワクワクしながらK田さんを待っていた夏、

その中でもこの時期に食べたとうもろこしの甘さとK田さんの笑顔は

今も記憶に強く残っています。

今でもとうもろこしを見るとK田さんを思い出します。

K田さん、美味しい野菜や果物を本当に有り難うございました。

 

 



 

身体の違和感

最近TVCMで「キリン一番絞り」をよくみかけますが、

昔ながらの「ラガー」とくに苦味のある大瓶が

大好きな健康管理士のひろしんです。

 

最近スマホ画面を見ながら歩く人を見かけますが

スマホに限らずガラケーのときもそんな人はいましたし

昔は本を読みながら歩く人だっていましたから

持ち物が変わってもそういう人はなくならないと思います。

ただ、事故の危険性や周りの人に迷惑、被害を及ぼすことについては

タバコの吸殻のポイ捨て同様もっと自覚が必要だと感じます。

 

タバコの件はさておき、スマホ画面をみる習慣が多い方にみられる

首や肩の凝りや痛みについてですが、

実は看過できない症状に及ぶとされています。

(軽いむち打ち症くらいの症状の方もいると聞きます)

かつては肩こりなど無縁に近い若い年齢の人までも

首や肩に違和感を訴えることが多くなっています。

その原因のすべてがスマホにある訳ではありませんが

これまた生活習慣に組み込まれた「文明の利器」がもたらした

弊害かもしれないと思います。

 

そんな症状のある方はスマホをやめればいいのかといえば

ほとんどの方がやめられないと思います。

だって生活習慣になってしまったのですから。

 

では首や肩(だけに限りませんが)に違和感があるときには

どのように対策をすればよいのでしょうかと聞かれますが

自分で「売薬」や「サプリメント」を摂ってみたり

「体操」をしてみたり、「整体院」や「マッサージ」に通ったりなど

それぞれ人によって色々な手段を試せる情報があふれています。

ただ気をつけていただきたいのは、

誰かが良くなった方法が自分にも当てはまるかどうかは別の話しで、

信用・信頼していたことでもその逆になることもあります。

 

ネットなどの情報だけを鵜呑みにするのではなく、自分に合っているかどうかを確認し

もし不信に思う事があれば迷うことなく専門家にはっきりと聞くべきです。

できれば複数の専門医の意見を仰ぐことも大切だと思います。

自分の身体や健康は「自分で守ることが基本」と考えることをおすすめします。

そして身体の違和感が「生活習慣」にならないようにと思います。